第13回全国若手ものづくりシンポジウム㏌きたかみ2017 参加報告

2017-11-17-金

 

平成29年10月27日(金)~28日(土)の二日間にわたり、岩手県北上市にて開催されました「第13回全国若手ものづくりシンポジウム㏌きたかみ2017」にHFAから数名参加し、地域交流を深めてまいりました。

 

日 時:平成29年10月27日(金)~28日(土)

場 所:ブンニュー北上

内 容:基調講演 (明星大学経済学部教授 関 満博氏)

:パネルディスカッション  テーマ「若者が働きたくなる職場とはどんなトコ?」

:大交流会

:エクスカーション(2日目)

 

毎年各地域で行われるシンポジウムですが、環境や文化による違いはあっても、地元愛や地域を盛り上げようとする姿勢は多くの参加者が刺激を受け、何かを感じ取り、また何かを得て地元へ戻っていく。そんな素晴らしいイベントとなっております。

 

以下、参加した会員の感想

 

基調講演感想

「オープンイノベーションで変わる地域産業の未来」と題し基調講演が行われた。

北上市が行ったオープンイノベーションを事例に、非常に分かり易かった。

事例としては、今年の9月に発表されたばかりの話で、東芝メモリが数千億を投資して新製造拠点を北上市に決定した理由を解説していた。

 

 

 

 

パネルディスカッション感想

 コーディネーターは関 満博氏 パネラーは漆嵜 照政氏(㈱メディック代表取締役)、藤田 幸二(㈱藤田ワークス)、確井 浩太郎(㈲ウスイ製作所代表取締役)で行われた。

漆嵜氏「社員の3分の1が女性で営業、設計、組み立てもやっている」

藤田氏「社員重視が第一。働く場があり、会社の成長が社員、地域の成長につながる」

碓井氏「パートの女性が互いに仕事をカバーし合い、責任ある仕事を引き受ける様になった」

御三方に共通して言える事は、従業員中心に働き易く、働きがいのある環境をいかに作るかと言えると思います。 私もそう思います。

 

 

大交流会感想

 ご当地料理の北上コロッケや各地域の地酒等で交流会は大盛り上がり。

北上市の伝統芸能「鬼剣舞」も催された。

途中各塾の紹介では、HFAを代表して新谷会長が挨拶。しっかりHFA、八王子市をPRしていました。

 

 

 

 

 

 

 

エクスカーション感想

 エクスカーションは不参加でしたが、町の中を調査?徘徊?した感じでは、車社会のせいなのか日中食べる様な飲食店が駅の周りには少なく感じた。

 

 

 

全体を通しての感想

 1度は参加して地方が置かれている現状を自分の肌で感じて欲しいと思いますし、地方は本当に危機感を感じ努力しています。そして、八王子がいかに恵まれた環境で有るかを実感出来ます。

是非1度は参加して欲しいイベントだと思います。

はちおうじ未来塾

2017-10-31-火

9月某日、我々が卒業した後継者育成塾『はちおうじ未来塾、第11期、第5回講義』・『フロンティアすみだ塾(※下記参照)とHFAの交流会』が同時開催されました。

未来塾のオブザーバー参加としては3名、HFAとの交流会(ボーリング大会)には10数名のフロンティアすみだ塾のメンバーの方に御参加いただきました。

 

※フロンティアすみだ塾

(若手経営者養成事業の一環として、墨田区、関係機関、国内産業人、で構成される『すみだ次世代経営研究議会』が運営を行っている私塾形式のビジネススクールです)

 

 

 

未来塾の講師には第1期のOBとなる【ビデオトロン株式会社・廣濱剛】 氏が登壇!

今回はその未来塾第5回講義のお話をご本人のコメントも含め掲載させていただきます。

 

未来塾を卒業して・・・10年の思い。

第1期として本塾を卒業した廣濱氏は、大学院を出た後、当時、自分のやりたかった仕事であるソフトウエア会社に就職をし、35歳までSE、プログラマーでした。父親の事業をそのまま後を継ぐことには抵抗があり『親の敷いたレールの上を、ただ歩む様な人生で良いのだろうか?自分のしたい仕事をすべきなのではないか?と考え、今とは別の仕事をしていたと』振り返ります。ですが、事業承継という問題を避けていたのも事実だそうです。

 

35歳に転機が訪れ父の起業した会社へ転職。しかし、事業承継への関心はまるで他人事。そんな状況で、37歳のとき、2代目となる社長が誕生し、この時点では承継者でない自分が縁あってはちおうじ未来塾へ入塾しました。

 

事業承継する、または、したばかりの人たちが集まる未来塾。そのような彼らと一緒に伴走支援を受けることへは始終困惑がつきまといました。約一年を通して学んだ集大成ともいえる最後の発表会は当然不完全燃焼・・・。

とは言え、就任して間もない2代目社長が出席されている前で、決意表明はし辛かったことも事実としてあった様です。

 

 

 

 

親の会社を引き継げることが当たり前・・・は無い!

親族として事業承継できることを当たり前の様に思う後継者が居るが、当たり前なんてことは決して無い。実際、2代目社長が退任した後、株譲渡による第三者事業承継が行われ現在に至っています。そのような状態が続いているので、HFAに所属すること自体に疑問も感じていました。しかし去年、未来塾運営委員会より講師をお願いされ、その準備を通じて事業承継に対する意識に大きな変化が訪れました。そういう意味で未来塾やHFAの活動を続けてきて良かったと思っています。と多くのことを語ってくれました。

 

 

今回の講義では、現役塾生への熱く力強い思いは、間違いなく伝わっていると、確信しています。今後の未来塾の内容にも期待が膨らむ大きな一つになると思いました。

 

 

 

 

 

後半の写真は同時開催のボーリング大会と懇親会の写真です。

同じ様な立場の人たちとの交流を持てることは、刺激や励みになります。

最後まで御覧いただいた皆様には、これからもHFAの活動を見守っていただき、同じ仲間として活動出来る機会がありましたら、是非よろしくお願い申し上げます。

オープンファクトリー開催しました

2017-09-28-木

9月某日 日本工学院八王子専門学校テクノロジーカレッジロボット科1年生の特別授業シリーズ「八王子 未来への共創2017~キャリアデザイン&問題発見・問題解決~」としてHFA加盟企業に会社・工場見学(オープンファクトリー)が開催されました
これは学生たちに企業の視察・見学を通して、机の上の授業だけでは学ぶことの出来ない製造業の内情を知り、将来のキャリアデザインを考える良い機会にして欲しいという専門学校の取り組みに普段学生たちが企業を訪れることは滅多にない事もあり八王子市内の製造業9社が引き受ける事となりました
当日、学生たちは3グループに分かれ1グループあたり3社を訪問・見学
学生たちはものづくり企業の現状・仕事の進め方・仕事を通しての苦労や喜びなどの新しい発見をし、受け入れた企業側もいかにして若い人たちに関心を持ってもらうにはどうしたら良いか・事業をわかりやすくどう説明すれば良いか等を考える機会となり、学生・企業側にもとても良い経験になったと思います