町工場を一般の人にも知ってもらいたい。自社製品への挑戦!

2018-01-08-月

 

 

発注者の要望通りに製作し納品することは、できて当然。どのメンバーもスペシャリストだ。だが、それは依頼があってこそできるもの。いつか自社ブランドで作ってみたい。日々悶々と過ごす中で、何かキッカケが欲しかった!そんな想いを持った5人のメンバーが集まり、製品が生まれた。

いざやってみると、ゼロから始めることの難しさを知った。いったい何を作ればいいのか?どうやったら売れるのか?すべてが手探りだ。

よし、とにかく行動してみよう!いろんなところに足を運んだ。

空港へも行ってみた。外国人が、余った小銭でガチャをするようだ。ここでやっと一つのアイデアが浮かんだ。ガチャはどうだろう?ガチャという一つの柱ができて、ようやくスタートラインに立てた気がした。

メンバーの近藤さんの植毛技術が芝生のように見えることから、第34回全国都市緑化はちおうじフェアに出品できないだろうか?来場者にもアピールできるのではないだろうか?プロジェクトが現実味を帯びてきた。

ガチャの値段は500円にしよう!(ちょうど借りられたガチャボックスが500円仕様だった) コンプリート型にして、三つ揃って完成というのはどうだろう?それぞれが、本業の後に試行錯誤し、ようやく出来上がった。

「完成品を、ゼロから作り上げる。それも、企画から販売まで。」という、普段やってないことを成し遂げるには、一人の力ではできなかったと思う。仲間を信頼し、自分は何をすべきなのか考え、メンバーの力を結集させたからこそ、プロジェクトが完結できたのだった。