平成２９年７月１日、京王プラザホテル八王子にて「はちおうじ未来塾開講１０周年記念祝賀会」を開催いたしました。

本会には、未来塾卒業生はもちろんのこと、これまで未来塾を支えてくださった多くの関係者の皆様にご臨席頂き、盛大に開催することができました。本当にありがとうございました。

当記念祝賀会は、古瀬塾頭の「仕事を安定させ、軌道に乗せるのが二代目の仕事」という印象的な開会挨拶に始まり、まず、甲谷塾頭(前)および前川副塾頭(前)による講演が行われました。八王子の中小企業経営者の悩みから、それに応えるための未来塾の立ち上げ、未来塾が経営スキルを教えるための塾ではなく、当初から一貫して「経営者の生き方」や「経営哲学」がテーマになっていること、未来塾の運営の苦労などについてお話しいただきました。

続いて、「未来塾で得たもの〜次の100年に向けて〜」 をテーマに、卒塾生の代表者による基調講演とパネルディスカッションが行われました。基調講演は、(株)栄鋳造所の鈴木社長(未来塾１期生)にご登壇頂き、未来塾で、想像していた以上に貴重な経験ができたこと、このような場を今後も継続したいとの強い想いを持ちＯＢ組織であるＨＦＡの立ち上げの動機となったことなどをお話しいただきました。未来塾で自社の強みと弱みを見つめ直して今後の方向性を考えるきっかけとなった、あるいは、先代でも教えることのできない「経営」というものを自ら考えるようになった、等の貴重な話しに、現役塾生をはじめ、参加者全員が真剣に聞き入っていました。

続いて行われた懇親会では、駆けつけていただいた八王子市の石森市長や、八王子商工会議所の田辺会頭を初め、大変多くのご祝辞をいただきました。

大きな節目となる１０周年を迎え、今回、記念祝賀会を通して、はちおうじ未来塾が本当に多くの方に支えられ、期待されて成り立っているということを、改めて認識する機会となりました。２０年先、３０年先へと繋げていくために、私たち卒業生はこれからも成長・成熟を続け、支えてくださった皆様の期待に応えていかなければなりません。

今後とも八王子未来塾ならびにHFAをどうぞよろしくお願いいたします。