HFA✕漢陽大学JOBフェア

2019-03-24-日

2018年10月9日~11日 韓国・漢陽大学にてJOBフェアに参画した。
「外国人の戦略的雇用」への挑戦。少子高齢化、人口減少を迎える日本という国で、外国人をコストカットを目的とした「Worker」としてでなく、外国人の能力を活かした雇用を行い、自社を革新させることが狙い。漢陽大学日本語学科を中心とした学生に対して、自社のプレゼン・面接を行い、雇用を前提としたインターンシップ受入プログラムを行なった。

【期間中のスケジュール】
 9日 出国→韓国入国→漢陽大学→ミョンドン(観光地)散策→漢陽大学
 10日 バスで漢陽大学見学(案内は学生がしてくれた)
 →MOU締結式(ビデオトロン・メルヘン・東建の3社が今回は締結、他社は締結済)
 →ジョブフェア(各社プレゼン・面接)→懇親会
 11日 日本帰国→レビュー会

面接に来た学生は日本学科の生徒を中心に30人ほどで、各社2~6名との面接を行うことが出来た。ほとんどの学生が日本語・英語が堪能であり、漢陽大学の語学レベルの高さを肌で感じることが出来た。

日本に行きたい、学んだ語学力を活かして日本で働きたいという学生が多く見受けられ、大学の先生方も非常に好意的で、日本の中小企業を歓迎してくれている。漢陽大学バックアップの元で、このようなレベルの学生と面接を行える、異国の地でJOBフェアに参加出来るということは我々中小企業単独では成し得ないことであり、HFAという組織があったからこそだと強く感じた。インターンシップ申請の課程でも、必要な書類やその書き方、申請方法等をインターン経験のあるHFA企業から学ぶことが出来た。

課題として、インターン受入に向けて入管審査を行った8社のうち、審査が通ったのは1社だけであった(アトム精密)。審査が通らなかった理由としては、入管から学生の学部学科と申請企業との関連性が取れていないとの説明があった。日本学科であるということが日本の企業とインターンシップを行う十分な関連性と認識していたが、今期の審査状況を考えるとそれだけでは不十分ということになる。その関連性の具体的な表現や提出書類等含めて、プラスαで何が出来るかを今後考えていく必要がある。

今回、中小企業のつながりの中から実現されたJOBフェアは、今後の日本の中小企業には必要不可欠な取り組みになっていく事は間違いないと確信している。HFAとしては申請許可までを見据え、会員企業の発展・継続に必要な取り組みにしていく想いである。

【HFA参加企業】
㈱アトム精密/㈱セイホー/㈱巧塗装/㈱テック/㈱ヒューマン・ライフ/㈱メルヘン/㈱美山技研/㈱ナラハラオートテクニカル/㈲伸栄プラスチック/㈱東建/ビデオトロン㈱/㈲和多屋 ※順不同