はちおうじ未来塾

2017-10-31-火

9月某日、我々が卒業した後継者育成塾『はちおうじ未来塾、第11期、第5回講義』・『フロンティアすみだ塾(※下記参照)とHFAの交流会』が同時開催されました。

未来塾のオブザーバー参加としては3名、HFAとの交流会(ボーリング大会)には10数名のフロンティアすみだ塾のメンバーの方に御参加いただきました。

 

※フロンティアすみだ塾

(若手経営者養成事業の一環として、墨田区、関係機関、国内産業人、で構成される『すみだ次世代経営研究議会』が運営を行っている私塾形式のビジネススクールです)

 

 

 

未来塾の講師には第1期のOBとなる【ビデオトロン株式会社・廣濱剛】 氏が登壇!

今回はその未来塾第5回講義のお話をご本人のコメントも含め掲載させていただきます。

 

未来塾を卒業して・・・10年の思い。

第1期として本塾を卒業した廣濱氏は、大学院を出た後、当時、自分のやりたかった仕事であるソフトウエア会社に就職をし、35歳までSE、プログラマーでした。父親の事業をそのまま後を継ぐことには抵抗があり『親の敷いたレールの上を、ただ歩む様な人生で良いのだろうか?自分のしたい仕事をすべきなのではないか?と考え、今とは別の仕事をしていたと』振り返ります。ですが、事業承継という問題を避けていたのも事実だそうです。

 

35歳に転機が訪れ父の起業した会社へ転職。しかし、事業承継への関心はまるで他人事。そんな状況で、37歳のとき、2代目となる社長が誕生し、この時点では承継者でない自分が縁あってはちおうじ未来塾へ入塾しました。

 

事業承継する、または、したばかりの人たちが集まる未来塾。そのような彼らと一緒に伴走支援を受けることへは始終困惑がつきまといました。約一年を通して学んだ集大成ともいえる最後の発表会は当然不完全燃焼・・・。

とは言え、就任して間もない2代目社長が出席されている前で、決意表明はし辛かったことも事実としてあった様です。

 

 

 

 

親の会社を引き継げることが当たり前・・・は無い!

親族として事業承継できることを当たり前の様に思う後継者が居るが、当たり前なんてことは決して無い。実際、2代目社長が退任した後、株譲渡による第三者事業承継が行われ現在に至っています。そのような状態が続いているので、HFAに所属すること自体に疑問も感じていました。しかし去年、未来塾運営委員会より講師をお願いされ、その準備を通じて事業承継に対する意識に大きな変化が訪れました。そういう意味で未来塾やHFAの活動を続けてきて良かったと思っています。と多くのことを語ってくれました。

 

 

今回の講義では、現役塾生への熱く力強い思いは、間違いなく伝わっていると、確信しています。今後の未来塾の内容にも期待が膨らむ大きな一つになると思いました。

 

 

 

 

 

後半の写真は同時開催のボーリング大会と懇親会の写真です。

同じ様な立場の人たちとの交流を持てることは、刺激や励みになります。

最後まで御覧いただいた皆様には、これからもHFAの活動を見守っていただき、同じ仲間として活動出来る機会がありましたら、是非よろしくお願い申し上げます。