伸栄プラスチックでは植毛技術を拝見しました。湿度等の状況に左右される中、最適な加工の調整を今までの経験とデータの蓄積により可能にしているとのこと。静電植毛は加工できる素材や形状が自由で、様々な機能性があるのでアイデア次第で多様な製品が生み出される可能性を強く感じました。

内田長織物では織物工場を拝見しました。織物は工業製品である一方で、生活に潤いや豊かさを与えるものでなくてはならず、織手の細やかな気遣いが必要とされる津田駒（つだこま）で織られた内田さんの織物の風合いは、その性格の通り控え目で優しい織物であるといえると思いました.。

ピエゾパーツでは真空状態の容器内で金属を加熱し、蒸発させて水晶片に付着させる装置の、成膜工程時に膜厚とレートを制御するセンサーの役割をする水晶を製造しております。工場はクリーンで各部屋に入る前と廊下には埃を吸着するシートを配置して徹底されておりました。

栄鋳造所では男らしい工場と繊細で明るい女性らしい設計や加工を拝見しました。今後さらに、鋳造という武器を進化させ、新しい世界に進んでいこうとされており、銅やステンレスのパイプを鋳造品に直接鋳込むことにも成功しています。お客様のニーズをさぐり、製品を提供する際のサービス向上にも意欲をもやしていました。

株式会社三幸社は衣類のクリーニングを自動で行うための機械を製造し、日本、アメリカ、韓国に販売拠点を持つ、社員数約150名のグローバルメーカー。製造するための各工程において、洗練されたレベルの高さを感じました。
機械の配置、通路の幅、作業スペース、作業者の動き、商品の流れがシステマチックにデザインされて無駄がない。海外メーカーの見学者に「こんなに生産効率の良い工場は見たことがない」と言わせたというのも納得できるような工場見学をさせていただきました。
また打越社長は忘年会にも参加くださいました。ありがとうございました。

株式会社ナカツーは、通信機器、計測機器、制御機器等のカバー、シャーシ、ブラケットなどの中量産（1ロット100個?1000個の生産）を得意とした精密板金加工のサプライヤー。効率よく商品を生産し、出荷する仕組みが整っている印象を受けました。
納期管理、機械のスケジュール管理をどのように行なっているかを尋ねると、三色の画鋲がたくさん刺さった壁掛けボードで管理しているとのこと。意外とマンパワーを必要とするアナログな方法だが、月産で数万点を管理しているのだから素晴らしいと思いました。

アイエスエフはお客様の大切なチラシ・ＤＭを預り地域に密着してポスティングを行っている会社。
社内はきちんと整理整頓されており清潔感のある職場でした。ポスティングするだけではなく、より効果的なチラシとなるように、チラシの企画・作成から配布エリアまで、きっちりとコンサルティングを行う戦略的な提案営業を行っているとのこと。お客様と共に成長していくスタイルを確立されておりました。

その後、サイバーシルクロードにてシステムインテグレート、シーシーデー、ライジングサンコーポレーションの会社説明とＩＴ勉強会が行われました。
システムインテグレレートでは組込ソフトと呼ばれるソフトを開発しており、日常生活の中で我々が使っている商品などの中のシステムを開発していることを知りました。ほか自社製品も紹介いただき、ＧＰＳ送迎システムはとても面白かったです。